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実はこんなこともしてます①中学校のゲストティーチャー

通常の、制作物を掲載するだけではなかなかどんな内容だったのかお伝えするのが難しいー!とかこんなこぼれ話も書きたいー、というお仕事も色々ありまして。
そんなお話をコラム形式で紹介していけたらと思います。

 

今回は中学校にゲストティーチャーとして呼んでもらって講演をさせてもらったよ編です。

 

時は遡りコロナ禍・・・

通常であれば中学校の授業の一環で職場体験に行く学校が多いようなんですが
娘が該当学年の当時、コロナの影響で近隣の飲食店や福祉施設などに訪問ができず・・・。

職場体験:学校周辺のお店や施設などに3〜5日間お仕事をさせてもらいに行くカリキュラム。中学1〜2年生くらいが多い模様。
地元商店だけでなく、チェーン店でも「職場体験中です」と言ったような案内を見かけたりも。平成17年から始まったそうで私の学生時代にはなかったのでなんと羨ましい。

そんな中、娘がお手紙を持って帰ってきまして「保護者の方で、お仕事のことを話してくれる方はいらっしゃいませんか?」と。
学校側が代替えに「ゲストティーチャー」なるものを企画してくれたそうです。

「ママやって!」


娘猛プッシュ。

いやいやそんな大層なこと話せないよ・・・そもそもこんなイチ個人事業主怪しすぎるでしょう(笑)と思いつつも、まあ選ぶのは先生だし、とひとまず「お引き受けできます」の旨にマルして提出したのでした。

 

数日後。

ご依頼の電話が。

普段のお仕事のことをありのまま伝えてくれれば大丈夫なので、といっていただいたので、お引き受けさせていただくことに。
生徒はこんなことを聞きたいようだ、的なお話をお伺いして、できるだけそれに沿ったお話をできるように準備していきました。

 

当日はスライドで制作物を見てもらったり、私の学生からのヒストリーを話したり。どうやってデザイナーとしての仕事が始まったのか。などなどお話ししました。

中学生に一番伝えねばと思ったのは「絵の勉強だけしてるとどこかで困るから、ちゃんと他の勉強もしておくんだよーー!!!」ってことでした。

というのも私、美大に入りたくて絵は超頑張って描きましたが、英語を疎かにしすぎて点数が足りなかったっていうしくじり先生談があるので。(美大受験は基本、実技・国語・英語が受験科目でした。国語は結構得意な方だったんですが、それを補っても足りないくらい英語がダメだった笑)

もちろん今から考えれば絵も全然未熟だったんですが、英語をちゃんとやっておけばな・・・という後悔は20年経ってもあらゆるシーンで出てきます。森高千里の「勉強の歌」が身に沁みる。
もちろん試験だけじゃなく、物理を真面目にやっておけばここの表現にもっと説得力持たせられそうなんだけどなぁ・・・歴史の前後関係が理解しきれてないからここの時代考証がうんぬん・・・とか色々思うところはあります。
もちろん今からでも勉強はできますが、あれだけいろんな学びに触れられるのは学生時代ならではなので、そのありがたさを大人になってから痛感するのはよくある話で。

 

そしてやはり絵を描くだけが上達の道ではなく、いろいろな経験をしてほしいこと。
私も自然の絵をよく描きますが、自分で風や水に触れて感じたからこそ描けるという体験をたくさんしてきました。
とはいえ、この講演当時はコロナ禍で、県外に出るな、くらいの時期だったので、いろいろな経験がしたくてもできないんじゃい、という時期でもあり。

そんな中でも、家の近くでもできることはあって、いつも通ったことない道を歩いてみるだけでもきっと発見がある。いつもは電車や車で通ってしまうところを歩いてみるのもいいんじゃない?なんて話をしてきました。

 

質問コーナーも時間を多めに取ってもらって、色々お答えしてきました。

●今まで仕事してきて一番大仕事はなんですか?→両親のレストランに貢献できたことかなぁ。
●資格は必要ですか→名刺を作れば今日から君もデザイナーだ!!(色彩検定とかアドビの検定とか取る人が多いよってことはちゃんと言ってきました)
●フリーランスでよかったと思うことはなんですが→子どもの授業参観に毎回行けることです。

・・・とかとか。

 

後日、お話を聞いてくれた生徒さん一人一人が書いてくれた直筆の感想をまとめたものを送っていただきまして、やって良かったなぁとしみじみ思いました。


こっち関係の道を目指す子に何かの糸口になったかな、選択肢を増やせたかな、なんて思います。

きっかけは娘の推薦でしたが、自分の振り返りにもなり、いい仕事してるじゃん自分。という達成感にもなりました。
貴重な機会をありがとうございました!

 

実は翌年も呼んで頂きまして。1年目は大人数の前での講演で、2年目は少人数で輪になってお話ししながら作品見てアドバイスさせてもらったり、デモンストレーションしたり、なんて形もあって楽しかったです。

 

そんな感じで
個人事業主のデザイナーが在宅でこんな働き方してるよ!とか
フリーランスでこんな感じで子育てとバランス取ってます!
って話をご希望でしたらお引き受けできます!