デザインの「ちょっと困った」気軽にご相談ください。

ホームページをプロに依頼したい!と思ったら考えておくとスムーズなことあれこれ

ホームページを作りたいけど何から考えたらいいですか??という質問、とても多くいただきます。

作ろう!と思ってはみたものの、さてなにから始めるべきか・・・と野原の中心でシャベルも持たず立ち尽くす心境なのではないでしょうか。
畑だって、何を植えるのか、時期は適しているのか、など色々計画してから耕し始めると思います。
でも初めて野菜を育てる人にとっては何から考えたらいいのか、ということから悩んでしまうはず。ホームページだって同じです。

写真は要ると思うけどどんな写真が?文章も必要だろうけどどんなことを書けば?
そんなモヤモヤループに巻き込まれて踏み出せない方も多いのでは。

そこでさまざまな業種の方のホームページをお手伝いさせていただいた経験をもとに、広い業種で「用意しておいて損はない!」アイデアのヒントをまとめてみました。

プロに依頼したいと思っている人はもちろん、自分で作りたいと思っている人にも役立つはずです。

パセリちゃん
パセリちゃん

思い浮かんだことをシンプルな言葉や箇条書きでもいいのでメモしつつ、詰まったら飛ばすくらいの気軽さでまずはさらっと考えてみてね!
アイデアの肉付けはあとからじっくり!

 

 

今発信をしているメディアは何か

Twitter、Facebook、Instagram、アメブロ、LINE、チラシ・・・などなど、今まで使ったことがあるメディアは何があるか書き出してみましょう。

今も使い続けているものは、何が気に入って続けているのか。逆にやめてしまったものは何で続けなかったのか。上にあげたメジャーどころでまだ未経験なものがあれば、それは何が理由でやっていないのか。そういったことも考えてみてください。
パソコンが苦手で・・・写真が好きだから・・・周りがやってたから・・・そんなシンプルな理由でOKです。

同じように見えるSNSも、実は長所・短所や役割が違います。相性がいいメディアがわかるとホームページ作りのお話も進めやすくなります。

パセリちゃん
パセリちゃん

なんとな~く複数のSNSに同じ内容を投稿してるなら、それはただ作業を増やしてるだけの可能性も。そのあたりも適材適所を見直して効率化しましょう!

 

 

自分の仕事について

あなたのことを知ってる人でも、おおまかには何の業種の人なのか知っていても、「何が出来る人なのか」というのは自分で思っているより知られてなかったりします。じゃあ新規の人なんてなおさらです。

おすすめは、年に1回会うか会わないかの叔父さん叔母さんに「どんな仕事してるの?」と聞かれたらどう説明するか、シュミレーションしてみることです。
なぜなら、世代や地域性も違って、あなたの業種に詳しい人ではない可能性が高い。
「いろいろな前提」を取っ払ってシンプルに説明するのって結構サクっとはいかないと思うのです。

でもホームページの冒頭で求められるのはこういった説明なんです。

30文字程度の、叔父さん叔母さんが飽きないくらいのシンプルさで!

パセリちゃん
パセリちゃん

サクっとした説明で興味を持ってくれたらさらに詳しい話を掘り下げる、っていうのが親戚との酒の肴の定番ですが、ホームページを作るのも大体そんな流れです。

 

 

 

どのような人をターゲットにしたいのか

「理想のお客様」の性別・年齢・職業・家族構成などを考えましょう。
『35歳の既婚女性で、幼稚園に行っている息子と旦那さんの3人暮らし。子供が小学校に上がったらパートに出ようかなと思っている。最近はちょっと運動したいとも考えていて、ジムに通うかヨガに通うか検討中』・・・くらい掘り下げても。

「明確な誰か」をイメージするくらいマニアックに。実際のお友だちやお知り合いを想定してもいいでしょう。
ターゲットの的を緩めるのはいくらでも出来るので、絞りすぎなくらいでちょうどいいです。
ダーツだって、どこかに当たるといいなぁ~ではなく、より中心に当たることを目的に投げると思います。そんな感覚です。

パセリちゃん
パセリちゃん

このページも見てくれているあなたも、「ホームページの作り方」という万人向けのタイトルだったらここまで見てくれてはいないかもしれません。
「ホームページを作りたいと思ってるけど何から考えたらいいのか悩む人が考えるべきことはコレだ!!」というマニアックなテーマに興味を持っていただいたからここまで読んでくれてるのだと思います。ありがとう!!

 

 

 

ホームページを作る目的

新規顧客を得たいのか、リピーターさんへ情報発信をしたいのか。
はたまたブランディングのためなのか、通販ができるようにしたいのか。

目的によって作り方が大きく変わってきます。

建物を選ぶときだって、住むのか、お店をやるのか。ファミリーで住むのか・一人暮らしなのか、住居用・店舗用・事務所用なのか。で求める設備や立地は大きく変わってくると思います。
ハコの利用目的は明確にしておきましょう。

当サイトは新情報をバンバン配信するというよりは、制作実績のカタログになればと思っていますので、あまり最新情報が目立つような形にはしていません。
上記にあげた目的で言うと「ブランディングのためのページ」8割、「ご新規さん、リピーターさんへ情報発信」2割というつもりで作っています。

そんなかんじで1つに絞り切る必要はないですが、優先順位は決めておきましょう。

パセリちゃん
パセリちゃん

自分の作業キャパとも相談しつつ、理想の更新頻度も検討しておくといいですね。

 

 

ホームページを作る理由

なんで今回ホームページを作ろう!と思い立ったのか。

今やっている集客方法では足りないと思ったから。最新情報を掲載する場所が欲しい。SNSでは物足りなくなってしまった。カッコいいから。

いろんな理由があると思います。

ちなみに私がフリーで仕事を始めたころはアメブロ全盛期で、起業したらまずはアメブロを開設せよ!みたいな時代でした。機能的にも物足りないわけでもありませんでしたし、無料で簡単に作れるホームページサービスも色々ありました。
それでも自分でホームページを作った理由は「名刺にpaseri-d.comって載せたかった」から。
上に並んでる理由の中で言うと「カッコいいから」ですね。多分オチだと思われてたやつ。
でもそれがブランディングというもんです。

逆に、これまでホームページを作らなかった理由も考えると、似たような答えになるかもしれませんがまた違った考えが見えてきます。
「チラシなどで間に合っていたから」だとしたら「じゃあ今は足りなくなったと感じているのか?」それとも「間に合ってるけどプラスがしたいからなのか?」といったような。

不安や疑問もあれば書き出しておきましょう。

パセリちゃん
パセリちゃん

いやぁノリでなんとなくホームページ始めてよかった。

 

 

どんなキーワードで検索されることを想定しているか

例えばハンドメイド作家さんだったら「ハンドメイドアクセサリー」「ハンドメイド雑貨」といったキーワードで検索されることを想定しているかもしれません。

ではそのキーワードでGoogle検索してみて、自分が思っているような検索結果(同業他社のページなど)は出るでしょうか?

多分、微妙に「コレジャナイ」結果が出るのではないでしょうか。

お客様は「ハンドメイドであること」には重きを置いていないかも。
求めているのはハンドメイドゆえの「量販店では買えないユニークなものであること」「一点物であること」だったりします。

先述のターゲットの項のお話とも被りますが、なかなか当たらないなぁ~と思ったら実は違う的に投げてるかもしれませんよ!

パセリちゃん
パセリちゃん

下手な鉄砲、数打ちゃ当たる・・・じゃ疲れちゃうよ!

 

 

自分の強みは何か

さて理想のキーワードを見つけたとしても、ひとつのメジャーな単語で検索トップに出るというのは至難の業です。大企業が何億もかけて首位争いをしている世界です。前例の「ハンドメイド」関連も検索結果は企業が上位を占めています。

ですがメジャーな単語でも、二つ以上組み合わせると上位に出れる可能性がグッと上がります。

例えば、自分が習いたいと思うレッスンをやっている教室を探したかったら「レッスン名」だけよりも「+近所の地名」などで絞り込んでから探すことでしょう。

物販など、全国の方がターゲットになる場合も、得意とする性別や年代、利用シーンなどがあるはず。
「アクセサリー」だけよりも「アクセサリー+結婚式」、さらには「アクセサリー+結婚式+かわいい」など絞り込んでいけます。

「強み」というより「絞り込み」と考えるといいかもしれません。

それは地域かもしれないし、価格帯かもしれないし、利用シーンかもしれない。
競合と比べた時に判断材料になるなら、それは「強み」です。

パセリちゃん
パセリちゃん

一見すると欠点に見えることかもしれないことが強みってことも!

 

 

テーマとなる色やモチーフを考える

イメージが統一されていると、洗練された印象を出すことに効果的です。

ついつい色々盛り込みたくなってしまいますが、ページをクリックするごとに違うサイトを見ているような印象になってしまうのは避けたいところ。

中でも色はイメージにとって重要な役割を果たします。パッと見て雰囲気が伝わる色合いを選びたいですね。
例えば「緑」でも、葉っぱの色なのか、ターコイズっぽいのか、抹茶のような色なのか、具体的であるほどいいです。

テーマモチーフもあるとデザインがまとまりやすいです。
例えばリボン、ハート、水玉といった具体的なモチーフだけでなく、ナチュラル系にしたい、真面目な感じにしたい、など漠然とした雰囲気だけでもグッドです。

パセリちゃん
パセリちゃん

イメージが付きにくいときは、目指すものに近い雑誌やブランドなどを探してみよう!

 

 

予算を考えておく

安くていい物が好き・・・は当然として、自分で出来る範囲、依頼する範囲と併せて予算も考えておいていただけると、作る側としてはとてもありがたい!

ホームページ制作は、自由度が高い分相場があってないようなものなので、ご提案も非常に手さぐりになります。

理想は20万円くらいあると「ホームページ!」ってイメージされてるであろうものが作れますが、数千円で、ということであってもやりようはあります。
せめて、1000円なのか1万円なのか10万円なのか100万円なのか、ゼロの数くらいざっくりでもいいので決めておいていただけるとご提案がしやすくなります。

ホームページは永遠に造り続けるサクラダファミリアみたいなものなので、予算が尽きたらホームページ凍結、なんてならないように、プロに任せるところ、自分で動かすところ、と効率よく振り分けることも重要になってきます。

パセリちゃん
パセリちゃん

パセリデザインに限っては、提示された額をフルフル使い切ってもらおう、なんてあくどいことはしませんので無理のない上限を教えていただけると嬉しい!

 

 

その他細々

写真や文章は、実は前もって用意がなくても大丈夫です。既存のものがあるなら見せていただきたいですが、先回りしてわざわざ用意しても無駄になってしまうことが多いです。それならば、方針が決まってから用意していただいたほうが無駄がありません。

紙モノと違って、出来たところからの部分公開が出来るので、完成目安もあれば教えてください。
イベントなど期日が決まっているものなのか、急がずしっかり作りたいのか。
開業に合わせてまずは問い合わせフォームだけでもほしい!なんてことも。

困ったら同業他社のセンパイたちのホームページを見てみましょう。

パセリちゃん
パセリちゃん

パクリ、ダメ絶対、だけど、参考にさせてもらうことは大事!

 

 

まとめ

実はホームページ作りって見た目と裏腹にちまちまとした水面下での作業が多いので、白鳥にシンパシーを感じます・・・。

正直言って、最初にバシッと理想のホームページを作るのは至難の業です。公開してからも時代と状況に合わせてトライアンドエラーを繰り返していきます。

立ち上げ→公開→その後の運営
その様子はまさしく
妊娠→出産→子育て
だな。と思います。

ホームページの完成はゴールではなくスタート。(完成っていうのも語弊がありますが)
どうやって育てていくかが大事でもあり、誕生した後は周りも一緒に育ててくれます。

ガチガチに固めてからスタートするよりも、まずは見切り発車しちゃうことも大事です!

パセリちゃん
パセリちゃん

でもやっぱり何から決めたらいいか分かんないよぉぉぉーーとなったら、一緒に考えますので、その旨メールプリーズ!

 

質問などもお気軽にお待ちしております!

お問い合わせはこちら!